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映画鑑賞記録

2016 / 2017 / 2018

整理番号

タイトル

Title

映画館

場 所

オススメ度

その他

2017-23

ルージュの手紙

SAGE FEMME

伏見ミリオン座

名古屋市

80

原題は、フランス語で「賢い女性、助産師」の意味だそうです。カトリーヌ・ドヌーヴが自由奔放で人生を謳歌する母親を、カトリーヌ・フロがきまじめな助産師の娘を演じ、とても興味深いものでした。カトリーヌ・カトリーヌ・ドヌーヴが難しい役をうまく演じていた、と、思います。さすが。おすすめ

2017-22

否定と肯定

DENIAL

伏見ミリオン座

名古屋市

80

ヒトラーのナチスが行ったホロコーストはなかった、という主張をする「歴史学者」が、ヘイトスピーチをする場面をみながら、いろいろなことを考えさせてもらいました。また、英国の裁判制度についても勉強になりました。日本公開におけるタイトルについては、いろいろな議論のすえに決まったのでしょうけれど、「否定」でよかったのではないか、と、思います。おすすめ

2017-21

パターソン

Paterson

伊勢新富座

伊勢市

80

主演のアダム・ドライバーが、とても魅力的な演技力をみせていました。映画はやっぱりいいな、と、思わせてくれる、素敵な映画でした。ペットの犬もふくめて、ユニークな登場人物たちにも、こころが休まりました。詩をかいてみたい、と、思わされました。おすすめ

2017-20

スター・ウオーズ/最後のジェダイ

Star Wars: The Last Jedi

イオンシネマ津

津市

70

スター・ウオーズシリーズでは、最初の三部作が好き、一番好きな映画は「帝国の逆襲」ということで、今回の作品は、物語として満足はしていません。しかし、いろいろな場面設定やキャラクターの変化などは、以前からのファンも喜ぶように演出されており、大変興味深いものでした。

2017-19

オリエント急行殺人事件

Murder on the Orient Express

イオンシネマ津

津市

70

列車内という密室での殺人と推理、というのが原作の魅力のポイントだと思いますが、この映画では、列車の外も場面になっていました。前作よりも、とても興味深く作られていた、と、私は思います。映画冒頭では、中東でイギリスが、漁夫の利として、どんな悪いことをしていたのか、を、暗示的に表現していた、と、思います。また、ジョニー・デップにびっくり。おすすめ

2017-18

ジャスティス・リーグ

Justice League

イオンシネマ津

津市

60

アメリカンコミックスがオリジナルの映画はほとんど観たことがない、のです。初めてみたのかもしれません。前作でスーパーマンが死んでいたそうで、その続きだったので、びっくりしました。

2017-17

猿の惑星: 聖戦記

War for the Planet of the Apes

イオンシネマ津

津市

60

猿の進化とともに、人間の退化も起きてきた、というところが、興味深かかった、と、思います。ただ、私は、この映画は好きになれませんでした。おそらく、期待度が高かったのかもしれませんけれども。

2017-16

ダンケルク

Dunkirk

イオンシネマ津

津市

80

ダンケルクの戦いは、悲劇として位置づけられています。それは、私たち日本人にとっての、ミッドウエーとかガダルカナルのような。でも、そうではなくて、というイギリス視点からの映画。敵であるドイツ兵がほとんど映像に出て来ない、というのも斬新に感じました。EUからのイギリス離脱で揺れる今、この映画の投げかける意味を考えてみる必要がある、と、思いました。

2017-15

ハクソー・リッジ

Hacksaw Ridge

イオンシネマ鈴鹿

鈴鹿市

80

実話、ということでしたが、なかなか、よくできた脚本と思いました。沖縄の問題を考えるとき、あの戦争で、沖縄で流されたアメリカ軍兵士たちの血を考える必要があるのかな、とも思いました。おすすめ

2017-14

22年目の告発 私が殺人犯

イオンシネマ鈴鹿

鈴鹿市

70

主演の藤原竜也、なかなか、いい味というか、彼の持ち味を監督がうまく利用していた、というか。韓国映画のリメイクだそうですが、とてもしっかりと練り上げられた脚本で、伏線もしっかりと織り込まれ、満足感のある映画でした。まあ、設定や背景には、現実的には、なんだか、ということもあるのですが、あまり気にせずに、ミステリーとして楽しめる映画と思います。

2017-13

マンチェスターバイザシー

Manchester by the Sea

伏見ミリオン座

名古屋市

80

映画のタイトルだけでは、中身がなんだかよくわからないのですが、原題もそうだから、まあ、しかたないですね。でも、ケネス・ロナーガン監督、なかなか、硬い色調の映像が、重いストーリィとシンクロしていて、主役のケイシー・アフレックもとてもよい印象に残る演技で、とてもよかったです。おすすめ

2017-12

カフェ・ソサエティ

Cafe Society

伏見ミリオン座

名古屋市

60

ウッディ・アレン監督が、1930年代のハリウッドを舞台に映画を作った、とのことで、期待して観に行ったのですが、どうも、よくわからないところが多くて。まだまだ、映画ファンとして未熟なのか、と、反省しつつも。女優さんは綺麗でしたね。

2017-11

午後8時の訪問者

The Unknown Girl

伏見ミリオン座

名古屋市

70

主人公と同じ医師として、フランスの医療制度が、日本のものとはかなり違うところがある、と、感じながらみていました。この物語の背景には、やはり、ヨーロッパ社会における移民の問題がある、と思います。

2017-10

パッセンジャー

Passengers

TOHOシネマズ明和

明和町

80

とても面白い状況セッティングのSF映画でした。楽しめました。おすすめ

2017-9

未来よ こんにちは

Things to Come

伏見ミリオン座

名古屋市

70

家庭も仕事もがんばってきた女性。しかし、老後が近づいてきた頃、未来が現実となって立ちふさがってきた、ということでしょうか。その現実から眼をそらして生きてきた、ということでもなさそうだったのですが。私も、自分の生活、人生を、いろいろと考えさせられました。

2017-8

スノーデン

SNOWDEN

センチュリーシネマ

名古屋市

80

オリバー・ストーン監督作品。情報機関がやっていること、と、基本的人権の尊重とのはざま、また、個人の倫理観と組織の論理との溝、そして、内部告発者を守ること、いろいろ、考えさせられました。日本人は、この映画をきちんと観ておかねばならない、と、思います。アメリカの情報機関が、日本国内でしていることの一部がわかります。おすすめ

2017-7

ニュートン・ナイト/自由の旗をかかげた男

FREE STATE OF JONES

伏見ミリオン座

名古屋市

80

アメリカ南北戦争を現場目線で描いた映画。人種や肌の色で、人を差別することの不合理さを改めて実感。北軍が勝って、憲法が修正されたそのときから、黒人奴隷たちの人権が守られ、ということではない、人々の差別意識をなくすことの大変さ、ということを強く感じました。邦題をつけるにあたり、かなり悩んだように思われます。ベストな邦題かどうか。おすすめ

2017-6

ザ・コンサルタント

THE ACCOUNTANT

大阪ステーションシネマ

大阪市

90

この映画は、たくさんの殺人が行われ、やっぱり、連続殺人犯のお話ではありますが、本当のテーマは、発達障害や自閉症についての理解を深めるための映画でもある、と、感じました。正義のヒーローではない役を主演したベン・アフレックが好演していると思います。おすすめ

2017-5

沈黙・サイレンス

SILENCE

イオンシネマ鈴鹿

鈴鹿市

90

遠藤周作の原作小説を読んで、絶望的な気持ちになったことを記憶しています。救いがない、というか。映画のほうは、キリスト教徒には、一縷の救いがあるエンディングになっている、と、感じました。また、日本人の俳優たち、窪塚洋介、浅野忠信、そして、イッセー尾形のすばらしい演技に魅了されました。おすすめ

2017-4

ネオン・デーモン

THE NEON DEMON

伏見ミリオン座

名古屋市

50

うーむ。主演のエル・ファニングに魅力を強く感じれば、この映画の評価は変わるのかもしれませんが、私はだめでした。

2017-3

アイ・イン・ザ・スカイ 世界一安全な戦場

Eye in the Sky

伏見ミリオン座

名古屋市

80

無人偵察機・攻撃機ドローンを使った現代の戦争。こちらは人的被害のリスクゼロという圧倒的な非対称性。「ドローン・オブ・ウオー(Good Kill)」という映画では無人偵察機といえども、操縦者たちの心的被害は同様だということをテーマにしていましたが、この映画は、テロリストを殺害することに伴う犠牲、リスクをどのように評価するか、という倫理上の問題を強くクローズアップしていました。おすすめ

2017-2

エヴォリューション

Evolution

伏見ミリオン座

名古屋市

60

おどろおどろしい映像と、思わせぶりなシーン。いろいろ考えさせられながらみましたが、はっきりいえば、好きになれませんでした。

2017-1

ローグ・ワン スター・ウオーズ・ストーリー

Rogue One: A Star Wars Story

イオンシネマ津

津市

70

スターウオーズ連作の一番最初の映画、エピソードIVの前のお話、という設定になっています。また、無名戦士たちのレクイエムという映画かと思います。エピソードIVには、「この設計図を手にいれるために、なんと多くの犠牲が払われたか」というセリフがあるのですが、その犠牲のお話、です。スピンオフということで、一連の連作とは離れて、想像たくましく脚本を作れる、ということで、大変、面白い映画です。ただ、やっぱりあくまでもエンターテイメント映画ですから。

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