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映画鑑賞記録
～2014/12 / 2015 / 2016
	年月日	映画名	映画館	その他
	2015.12.23	STAR WARS　フォースの覚醒	109シネマズ明和	個人的には、エピソードV「帝国の逆襲」が一番好きで、そのあとのエピソードVI「ジェダイの復讐」も好きです。その後のアナキン３部作は、あまり好きではありません。なので、今回のエピソードVII「ジェダイの覚醒」は、少しだけ期待していました。結果、なかなかよくねられた脚本に、しっかりした出来栄え、満足しました。おすすめ。
	2015.12.9	杉浦千畝　スギウラチウネ	鈴鹿イオンシネマ	期待以上の完成度で、史実にもかなり忠実で、しかもエンタとしても楽しめる映画だと思います。おすすめ
	2015.11.11	戦場ぬ止み	伊勢新富座	沖縄辺野古に建設されるのは、普天間基地の代替以上の基地である、と、認識しました。そして、なぜ、沖縄の人たちが、基地の固定化につながる辺野古への建設に反対するのか、ということも。反対の声を黙らせるために、私たちの政府がやっている醜悪なことも。
	2015.11.8	劇場版 MOZU	鈴鹿イオンシネマ	実は、テレビドラマを見ていません。「劇場版」とタイトルにあるのに。西島秀俊、香川照之、真木よう子、伊勢谷友介、と、すばらしい俳優たちの名前にひかれ。テレビドラマをみておくと、もっともっと面白いだろう、と、思いました。悪役が珍しい、松坂桃季の怪演、北野武を超えていたように思います。
	2015.11.3	ドローン・オブ・ウオー Good Kill	伏見ミリオン座（名古屋市）	邦題は原題通りなのだと思わされていましたが、そうではありませんでした。やはり、原題のほうが、内容を興味深く表現している、と、思います。第一、「ドローン・オブ・ウオー」ではなく「ウオー・オブ・ドローン」ではないか、とさえ思いました。主演のイーサン・ホーク、よかったです。この映画と「アメリカン・スナイパー」を見れば、アメリカが今やっている、テロとの戦い、の本質がわかるかも、と、思います。兵士である夫とその妻、というテーマも、そっくり、と思います。おすすめ。
	2015.11.3	アメリカン・ドリーマー　理想の代償 A Most Violent Year	伏見ミリオン座（名古屋市）	もともとのタイトル通り、アメリカの治安が一番悪かった年の話です。あと、ユダヤ人による経済活動についての意見があるように感じる内容でした。つまり、邦題は、映画の内容を正しく伝えていない、のです。「ナイト・クローラー」の方が、アメリカンドリームを描いている、と、思いました。持たざる者が成功し、守るべきものができると、リスクを負うことが困難になるということもあるかもしれません。また、アメリカの男性と女性の価値観のぶつかり合いも描かれていました。このテーマを描いた映画はたくさん作られていると思います。
	2015.10.25	キングスマン KINGSMAN: THE SECRET SERVICE	伏見ミリオン座（名古屋市）	007シリーズをうみだしているイギリスの映画ですが、見事にお笑い映画にしていました。悲愴感はないのですが、でも、たくさんの人々が死んでいるので、そこは、違和感を感じながら、観ていました。面白い、とは思いましたが、好きな映画ではありません。
	2015.10.25	ヒトラー暗殺、13分の誤算 ELSER	伏見ミリオン座（名古屋市）	邦題が、内容に合致していない、と思いました。ヒトラーの暗殺を試みた人物についての評伝映画で、あと、アルトゥール・ネーベというドイツ秘密警察の幹部が重要な役どころ、でした。今の日本社会が、ナチスが台頭した時代に似ているのではないか、と、感じているので、いろいろ、考えさせられる映画でした。ヒトラーの危険性に、なぜ、もっと早くに気づけなかったのか、ということですが、結局、沈黙する大衆に、一番、責任があると思っています。トム・クルーズの「ワルキューレ」を、もう一度観なければ。
	2015.10.25	シャーリー＆ヒンダ Two Raging Grannies	伏見ミリオン座（名古屋市）	現代人の当然の社会常識、行動規範とされているものについて、疑問を持ち、その答えを追求すること、が、とても大切なことである、と、思いました。映画の中で紹介されていた、ケネディ大統領のアメリカ経済についての演説を、しっかりと調べてみたくなりました。その内容に感動して、涙が出たから、です。
	2015.9.6	ナイトクローラー Nightcrawler	伏見ミリオン座（名古屋市）	アメリカの起業家精神、アメリカンドリーマーの現実を感じるものでした。また、観るものを不安にさせる展開で、社会の倫理的な考え方に対抗するものでした。
	2015.9.6	ヴィンセントが教えてくれたこと St. Vincent	伏見ミリオン座（名古屋市）	ビル・マーレイの快演、感動しました。笑えましたし、感動も。素晴らしいハートフルコメディでした。おすすめ
	2015.9.1	日本のいちばん長い日	109シネマズ四日市	この夏、いちばん、楽しみにしていた映画でした。しかし、上映時間が微妙で、なかなか、都合を合わせることが難しく、9月になって四日市で観ることになりました。岡本喜八監督の作品では、涙を流しましたが、原田眞人監督のリメイク版も、すばらしい出来でした。おすすめ
	2015.8.30	ジュラシック・ワールド Jurassic World	イオンシネマ鈴鹿	3Dで観るために、吹き替え版でした。期待通り、恐竜の迫力には圧倒されました。
	2015.8.16	ボヴァリー夫人とパン屋 Gemma Bovary	伏見ミリオン座（名古屋市）	この映画を観る前に「ボヴァリー夫人」を観ておかねばならないのだと思いますが、そうでなくても、美しいノルマンディーの片田舎を舞台に、フランス映画らしい、恋愛を楽しむ日常が描かれており、楽しめました。おすすめです。
	2015.8.16	この国の空	伏見ミリオン座（名古屋市）	二階堂ふみ主演。重苦しい圧迫の社会の中で、それでも、生きることを続ける人々と成長する若者を描いていました。戦争映画というより、いわゆる文芸作品で、海外にも出してもらいたい、と思いました。おすすめです。
	2015.7.28	野火	シネマスコーレ（名古屋市）	主演の塚本監督の迫真の演技、特に、真っ黒な顔に、目だけが白く光る、亡霊のような敗残兵の姿、目に焼き付いて、離れません。撮影も編集も監督自身によるもので、すばらしい渾身の作だと思いました。戦争の現実を直視する、歴史をしっかりと見つめることの大切さを改めて実感しました。おすすめ
	2015.7.25	ターミネーター：新起動／ジェニシス Terminator Genisys	イオンシネマ　みなとみらい	話題のリブート作、見逃してはいけない、と、しっかり観てきました。CGも交えてると思いますが、アーノルド・シュワルツェネッガーの、時にコミカルな演技にも、味を感じました。次回作への期待は、ないんですけれども。すいません。
	2015.7.24	チャイルド44　森に消えた子供たち CHILD 44	伏見ミリオン座（名古屋市）	旧ソ連時代の歪んだ社会を、リアルに描き出しています。密告が横行し、疑心暗鬼、人権を無視した管理社会。背筋が寒くなりました。絶対、こんな社会にしてはいけない、と、思いました。原作は、もっと面白い、らしいので、早速、原作を買いました。
	2015.7.18	インサイド・ヘッド Inside Out	イオンシネマ津	今年20本目の映画鑑賞。さすがはピクサー、ディズニーのアニメーション映画、完成度高いと思いました。しっかりと練られた脚本、キャラクター設定に安心感すら覚えましたし、美しい映像と動きにも目を奪われました。映画のタイトルを「インサイド・ヘッド」という和製英語にするなら原題どおりの「インサイド・アウト」でよかったのではないでしょうか。
	2015.7.8	マッドマックス怒りのデス・ロード Mad Max: Fury Road	イオンシネマ鈴鹿	映画評論家のみなさんの評価も高いので、観ておかねば、と、映画館に足を運びました。映画の出だしから、この異様な近未来世界観に放り込まれ、ずっと、そのまま最後まで引っ張られました。映画作成者たちの創造力の凄さを改めて感じさせられました。
	2015.7.3	おかあさんの木	イオンシネマ鈴鹿	原作の童話を知りませんでした。細部に気になる演出がありましたが、全体としては、戦争の負の部分を表現していたと思います。いっそのこと、戦争の場面は一切なし、の方がよかったのではないか、と思います。
	2015.6.21	トゥモローランド Tomorrowland	イオンシネマ鈴鹿	ジョージ・クルーニーが、年齢に合ったいい味を出していました。現代の大量消費社会、高度情報化社会に対するアンチテーゼがテーマになっていると思いましたが、ディズニー映画らしく、うまくまとめてあった、と思います。
	2015.6.13	海街diary	イオンシネマ津	是枝監督らしい、細やかな素敵な映画でした。広瀬すずさん、よかったですが、サッカーが上手いのにもびっくりしました。長澤まさみさんが一段と魅力的な女優になっていました。原作を読みたくなっています。おすすめ
	2015.6.2	イニシエーション・ラブ	イオンシネマ鈴鹿	原作は読んでいません。1980年代に大学生だった私には、とても懐かしいグッズや音楽が心地よかったです。前田敦子、監督の求めに応じ、わざとカワイイ演技をした、とのことでしたが、その通りでした。二度観たくなる、ということもわかりました。おすすめ
	2015.5.15	脳内ポイズンベリー	イオンシネマ津	原作のコミックを知りませんでしたが、前評判もよかったし、真木よう子主演なので、レイトショーで観てきました。主人公は30歳の独身女性の設定なので、ちょっと無理があった？（失礼）。でも、とても、面白かったです。心理学を勉強してみようと思いました。この夏に公開される予定のディズニー映画「インサイド・ヘッド（Inside Out）」の設定を先取りしたような映画。おすすめ
	2015.5.8	ニュー・シネマ・パラダイス NUOVO CINEMA PARADISO	109シネマズ四日市	1988年の有名な映画ですが、「午前10時の映画祭」というシネコンでのリバイバル上映でしたので、平日でしたが、半日休みで観てきました。たぶん、123分間の劇場公開版かな。心が洗われましたが、私は、173分間のディレクターズカット版が好きなので、DVDで改めて観直そうと思います。
	2015.4.29	グッド・ライ　いちばん優しい嘘 The Good Lie	センチュリーシネマ（名古屋市）	嘘に、いい嘘とわるい嘘がある、優しい嘘と冷たい嘘がある、というのは同意します。映画を観ながら、嘘はどこにあるのか、と、思いましたが、最後の最後に。おすすめ
	2015.4.29	ギリシャに消えた嘘 The Two Faces of January	センチュリーシネマ（名古屋市）	パトリシア・ハイスミスの小説「殺意の迷宮」を基にしたサスペンスで、観ながら、アラン・ドロン主演の名画「太陽がいっぱい」を思い出していました。実は、原作者は同じだそうですね。パルテノン神殿、クレタ島のクノッソス宮殿も、映画の舞台になっています。「牛の壁画」この目で見たいと思いました。死ぬまでに、ギリシアに行けるかなあ。それから、やっぱり、映画「太陽がいっぱい」を観たい、と思いました。
	2015.4.19	セッション WHIPLASH	伏見ミリオン座（名古屋市）	ジャズも、ドラマーのことも、まったくわかりませんが、予備知識なしでまったく問題ありません。アカデミー賞の助演男優賞に輝いたJ・K・シモンズの迫力に圧倒されました。「愛と青春の旅立ち」のルイス・ゴセット・ジュニアを思い出しました。監督は30歳だそうです。サントラ盤を買います。おすすめ。
	2015.3.25	シェフ　三ツ星フードトラック始めました CHEF	伏見ミリオン座（名古屋市）	ハートウオームな、素敵な映画でした。SNSなどのインターネットと現実社会との関係も巧みに盛り込み、興味深かったです。たぶん、キューバとの和解ムードも盛り込んであると思いました。もちろん、美味しそうな食べ物も。映画館を出て、すぐに、ホットサンドを食べにカフェに行きました。おすすめ。
	2015.3.15	風に立つライオン	イオンシネマ鈴鹿	さだまさしのファンでもあり、また、この歌も大好きでした。真木よう子、石原さとみのファンでもあります。予想通り、涙を流すこととなりました。最近、涙腺が弱くなりました。おすすめです。
	2015.3.13	イミテーション・ゲーム The Imitation Game	イオンシネマ津	ドイツ軍の暗号機エニグマの解読と、コンピュータの開発の歴史、どちらも興味があり、この映画の公開を楽しみにしていました。公開日に観てきました。早速、本屋さんで、サイモン・シンの「暗号解読」を買ってきました。映画もおすすめです。
	2015.2.23	アメリカン・スナイパー American Sniper	イオンシネマ鈴鹿	大好きなクリント・イーストウッド監督の作品、しかも、硬派の社会問題を提起する戦争映画、ということで、月曜日のレイトショーでしたが、たくさんの観客が。超大国アメリカが、なぜ、外国で戦争を繰り返しているのか、それよいのか、と考えました。映画製作中に、とんでもない事件が起きて、ラストシーンの脚本が書き換えられたそうです。原作にはないラストシーン、監督の思いを増幅させていると思います。それも、この映画の「伝説化」につながる「見えざる力」を感じます。おすすめ。
	2015.2.17	エクソダス　神と王 Exodus: Gods and Kings	イオンシネマ鈴鹿	大スペクタル映画、神の起こした「10の奇蹟」の映像化は、神の力の凄さと執拗さ、ユダヤ教信者でない私でも怖れをいだきましたし、エンドロールに掲載されたCG制作担当者の膨大な名前の量にも驚きました。そして、「唯一絶対神」の映像化。この映画をみて、改めて、現代に続く中東問題の根深さ、に思いをはせました。おすすめ。
	2015.2.15	悼む人	109シネマズ明和	亡くなった方の記憶を心に刻み、悼む。人間としての大切な、人と人とのつながりの究極のものかと思います。いろいろ、盛りだくさんではありましたが、１つ１つ、考えさせてもらえる機会となったと思います。涙も。大竹しのぶ　さん、熱演、井浦　新　さん、怪演。おすすめ。
	2015.2.13	フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ Fifty Shades of Grey	イオンシネマ鈴鹿	単なるエロティックサスペンス風のSM礼賛映画ではない、と思いたいのですが。
	2015.2.2	6才のボクが、大人になるまで。 Boyhood	伏見ミリオン座（名古屋市）	12年間にわたり、毎年夏休み期間中に、同じ俳優によって撮影を続け、脚本も毎年手直しをしながら製作された、という、とんでもない映画。父親役のイーサン・ホーク、母親役のパトリシア・アークエット、よかったです。アル中になってDVをするアメリカ人の男性、多いのかしら。おすすめ。
	2015.1.3	グランド・ブタペスト・ホテル The Grand Budapest Hotel	伏見ミリオン座（名古屋市）	2014年度のベスト映画、ウェス・アンダーソン監督の傑作、というような高い評価を見聞していたので、伏見ミリオン座のリバイバル上映のチャンスに見てきました。残念ながら、自分の映画ファンの底が浅いためか、それほどの感想を持つことができませんでした。2015年もたくさんの映画をみて、切磋琢磨していきたいと思います。
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